礁渓温泉ってどんなとこなの?
礁渓(ジャオシー)温泉は、台北から1時間で行ける温泉街。
無料の足湯や公園もあって、お金を使わなくても楽しめる最高の場所です!
今回の記事はそんなジャオシー温泉、2023年の体験記です!
本当に最高でしたー!!!
前々から気になっていた礁渓(ジャオシー)温泉
初めての台湾旅行の時に、台湾に関する雑誌やガイドブックを買い漁っていた私。
その中の一つにあったのが、クロワッサン!
台湾特集でした。
中でも一際興味を引いたのが、光瀬憲子さんが紹介する礁渓(ジャオシー)温泉。
これが気になって気になって仕方なかったのです。
礁渓のことが頭から離れない日々を過ごすこと数年…
2023年3月、ついにその時がやってきたのでした。
10:30 台北から礁渓に向けて出発
台北から礁渓(ジャオシー)までは電車と高速バスがあります。
高速バスは安くて早いのでおすすめですよ。
私は台北から高速バスで行くことにしました。
ちなみに、前述のクロワッサンの光瀬憲子さんさんは電車でお弁当を食べながら向かっていました。
これもまた情緒があります。
高速バス乗り場はちょっと遠い
台北の高速バス乗り場は、MRTの駅からは少し離れています。
とは言え標識に従っていけば簡単に到着。
アクセスについてはこちらで詳しく説明していますので、合わせてどうぞ。
受付でチケットを購入して、早速バスに乗り込みます。
ほぼ貸切状態のバス
手を振るガイドさんを横目に、バスは礁渓に向けて出発です。
この日は日曜日でしたが、車内は現地の若いカップル、年配のご夫婦、私、の計5名のみ。
ほぼ貸切状態、笑。
車内前方では、礁渓の位置する宜蘭県のプロモーションビデオが流れています。
自然豊かな礁渓に向かう景色に、胸踊ります。
礁渓に到着!
車窓からの景色を楽しんでいると、1時間もしないうちに、礁渓に到着!
早い!!
渋滞もなく、とっても快適でした。
この日は天気も気持ちのよい快晴で、これだけでテンションが上がります!
礁渓のバスターミナルを後にして向かう、最初の場所は、礁渓温泉公園です。
礁渓温泉公園とは?
礁渓に来たら最初に行って欲しいのが、礁渓温泉公園!
足湯や温泉が楽しめる大きな公園です。
足湯は無料で楽しめるので、ジャオシーでも人気の観光スポット!
バスターミナルから歩いて10分かからないくらいで着きますよ。
礁渓温泉公園到着
裏手から回ったので、公園の裏側入り口に到着。
歩いて公園内を散策します。
このときは3月だったのですが、ジャスミンのような花の香りがあたり一面に漂っています。
猫がいたり、蝶々がひらひら舞っていたりと、なんか…
「ここ、もしかして天国…?」って思えるほどの癒し効果。
これだけで来た甲斐があったと感じます…。
ところどころに池がありますが、全て温泉!
触るとあったかいです。
憧れの無料足湯にチャポン!
礁渓温泉公園といえば、無料足湯。
空いているところに自由に入れます。
靴とバッグは目の届くところに置いて、さっそく、チャポン。
「はぁ〜癒されるー!!!」
緑豊富な公園で入る足湯はなんと気持ちのよいことか…!!!
誰でも自由に楽しめるので、ジャオシーに来たらぜひお試しを。
施設名 | 礁渓温泉公園 |
営業時間 | 8:00〜22:00(月・木は10:00から) |
住所 | 262宜蘭縣礁溪鄉公園路16號(googlemapで見る) |
礁渓の街はあちこちに足湯があります!
街を歩いていると、ところどころに足湯を見かけます。
街中にある足湯は基本無料。
気軽に試してみてくださいね。
森林風呂にも挑戦!!
足湯ですっかり癒されたところで、調子に乗ってきた私。
入るつもりはなかったのですが、勢いづいて、有料の温泉にも挑戦してみることに。
その名も、森林風呂。
台湾では、普通、温泉は水着を着て入るのが定番なんです。
ところがこの森林風呂では、日本と同じ裸で入るスタイル。
早速行ってみます。
どうやら森林風呂はシャワーキャップが必要だそうで、持っていない場合、シャワーキャップも購入。
- 入場料:920円(200元)
- シャワーキャップ:46円(10元)
早速中に入ってみます。
入って靴を脱いだら、すぐに更衣室があります。
左手に有料ロッカー、右手は無料の開きっぱなしのロッカーがあります。
裸の台湾の人々が悪いことをするはずがない!という信念から、扉のないロッカーに荷物をイン。(面倒くさかっただけ)
裸にシャワーキャップをかぶっていざ出陣。
森林風呂の名の通り、温泉は屋外になっていて、周りは公園の新緑!!
まさしく森林の中でお風呂に入っている感覚。
なにこれ、最高すぎません…??
また、お湯の種類も色々楽しめて、癒され度MAX。
実は、この日は朝から頭痛があったのですが、温泉ですっかり治りました。
恐るべし森林風呂!!!
有料とか、裸とか、抵抗あるかもしれないけど、ここは本当に本当に、おすすめです!!
ジャオシー来たら、ここ行かないでどこ行くの?ってくらい最高ですよ。
施設名 | 礁渓温泉公園森林風呂 |
営業時間 | 24時間営業(定休日なし) |
住所 | 262宜蘭縣礁溪鄉公園路70巷60號(googlemapで見る) |
ドクターフィッシュにトライ!
温泉でエネルギーが満充電された私。
次なるチャレンジはドクターフィッシュ!
ドクターフィッシュとは、足の角質を食べてくれる魚のこと。
日本でも一時期流行ったこともあったので、覚えている方もいるかも。
目指すは『礁渓湯囲溝重口味温泉魚』というお店。
ここは魚の種類が多く、いろんな刺激が味わえます。
温泉公園から歩いて5分ほどで到着。
入場料は約370円(80元)。
靴と荷物は奥に置いて、貴重品を持って移動します。
ピンクの板は、濡れないための座布団のような役割。
ピンク板を持ったら、好きな場所へ移動します。
まずは一番小さな魚からトライ(ビビり)
そっ…
こちょこちょと魚がやってきます。
これ、めっちゃくすぐったいwww!!!
本当は大声が出そうでしたが、一人で騒いでもおかしなジャパニーズだと思われるので、必死で堪えます。
よく見ると、小さい魚は角質除去効果がないとのこと。
確実に除去してもらおうじゃないの、ってことで、もっと大きな魚の場所へ移動。
入れ食い状態になりました笑
ボディが大きくなると、刺激も強くなるわけで、これはちょっと痛いwww!!
しかし、だんだん慣れてくる不思議。
そうなると、さらに大きな魚…ということで、施設にいる魚全てを試してきました。
結論、痛みやくすぐったさは慣れる。
肝心の角質は、取れたような気がするけど、ツルッツル!って感じではありませんでした笑。
とはいえ、この経験は貴重!
一人でもこんなに楽しいので、友達やカップルで行ったらめちゃくちゃ楽しいこと請け合いです!!
施設名 | 礁渓湯囲溝重口味温泉魚 |
営業時間 | 9:00〜22:00(土日は23:00まで・定休日なし) |
住所 | 262宜蘭縣礁溪鄉仁愛路23號(googlemapで見る) |
礁渓のトイレは紙を入り口で取ります。
個室内にトイレットペーパーはありません。
バスターミナルのトイレでも、森林風呂のトイレでも同様でした。
紙は流さずゴミ箱へ。
これがジャオシーのトイレのスタイルのようです。
B級グルメ、葱油餅(ツォンヨゥピン)を食す
台湾で人気のB級グルメの一つに、葱油餅(ツォンヨゥピン)というものがあります。
葱入りのナンを、あまじょっぱいタレで食べるイメージです。
この葱油餅(ツォンヨゥピン)、礁渓の名産品でもあるのです。
小腹も減ったところで、そんな葱油餅を食べてみることにしました。
礁渓の街並みは、さながら熱海
葱油餅の有名なお店に向かって、散歩がてら向かいます。
角質も取れて、心なしか足取りも軽い私。
ところで、礁渓は、台湾の熱海と言われているそう。
温泉があるのはもちろんだけど、なんとも言えないこの街並み。
確かに熱海っぽい笑。
それがまた癒されるんですよね。
そんな熱海のような礁渓を散歩すること10分程度、葱油餅(ツォンヨゥピン)の名店『柯氏葱油餅』に到着しました!
『柯氏葱油餅』に並ぶ、長蛇の列!!!
ようやくついたはいいけど、超並んでる!!!なにこれ、すごい!!!!
しかーし!並ばれると、ますます期待値が高まるのが人間の性。
さっそく最後尾に並びます。
並んでいる間に、注文方法をgoogleでチェックします。
『卵のあるなし』『タレの種類(3種類のうち2つ)』を選ぶ。
うん、これだけなら簡単に注文できそうです。
日本語通じた
並ぶこと30分、ようやく私の番が回ってきました。
卵入りの場合は、「ジャーダン」といえば良い、タレは指差しでOK。
よし、準備は万端だ…っ…!!
卵イル?
日本語で聞いてくれたwww!!!
あとは、タレを指差して完了。
中国語の出る幕はありませんでした笑。
思ったより薄味。ちょうどいい
さて、30分かけて手に入れた柯氏葱油餅の葱油餅(ツォンヨゥピン)。
実食です!!
タレの色が濃いめだったので、結構濃い味なのかと思いきや、結構あっさりしてる!
食べ歩きもできるちょうどいいサイズ感で、おやつにぴったりです。
お店の近くには座れるスペースがいくつかあるので、座って食べることもできますよ。
週末は、行列を覚悟して挑みましょう!
施設名 | 柯氏葱油餅 |
営業時間 | 9:00〜18:00(水曜定休) |
住所 | 262宜蘭縣礁溪鄉礁溪路四段128號(googlemapで見る) |
デザートの名店は早めが鍵!
B級グルメで小腹を満たしたあとは、台湾スイーツでお馴染みの豆花(トウファ)を食べます。
と思っていたのですが…
が…!!
クローズしてる!!!!
なくなり次第のお店だったので、行ったのが遅すぎたようでした。
「昔ながらの味わいで、甘すぎず美味しい!」
と、googleマップでめちゃくちゃ高評価なので、早めに行ってみてください!
そして私に感想を教えてください泣
施設名 | 古早味豆花 |
営業時間 | 7:00〜17:30(火曜定休) |
住所 | 262宜蘭縣礁溪鄉中山路二段113號(googlemapで見る) |
カマランバスで台北へ戻ります
時は15時半。
これから高雄に向かうため、そろそろ帰ります。
行きで往復チケットを買った(つもりだった)ので、カマランバスのカウンターでチケットを見せると…
これは片道分なので、帰りのチケットが必要です
えっ!!往復じゃないの!?!?
焦りましたが、結論私が往復と片道を間違えて買っていたことが判明。
大人しく帰りの分のチケットを悠遊カードで購入。
ついでに大判焼きも買って、バスを待ちます。
ほどなくしてやってきたバスに乗り込み、帰路についたのでした。
礁溪、最高だったよ…また来るよ…!!
まとめ ジャオシーは台湾の楽園だった。温泉や自然が好きなら絶対に行くべし!
礁溪、本当に、本当に楽しかったです!!
個人的には『台湾の楽園』という言葉が相応しい場所でした。
温泉やグルメ、自然が好きなら、きっと楽しめますよ。
というか、熱海好きは間違いなくハマります笑!
台北から1時間で着くし、高速バス1本というアクセスの良さもGOOD。
心身共にリフレッシュしたいなら、ぜひ行ってみてくださいね。
ホテルもたくさんあるので、次回は一泊したい!
そしてグルメを楽しみたいなぁと思っているシマダでした。