こんにちは、台湾大好きシマダです。
実は、台湾でビンロウ(檳榔)なるものを試してみました。
麻薬だとか合法ハーブだとか言われてますが、実体は何なのか?!
ビンロウ(檳榔)のリアルを徹底リサーチしました!
確かに、軽い酩酊状態になる。
結論、軽い酩酊状態を味わうことができました。
お酒を飲んだような、ふわっとした感覚がやってきて、気づくと消えていく。
儚い夢のようなひと時を味わう、それがビンロウなのです。
ビンロウ(檳榔)とは?
そもそもビンロウ(檳榔)って何なんでしょうか。
ビンロウは、ヤシ科の植物です。
そのビンロウヤシの種子を、台湾ではビンロウ(檳榔)として売っています。
一般的に軽い興奮状態や酩酊状態を感じます。
そんなわけで、合法ハーブだとか、台湾の麻薬だとか言われているんですね。
ビンロウ、どこで買えるん?
そんなビンロウですが、どこで売ってるのかと言うと…
意外と、どこでも売ってますw
はっきり『檳榔』って書いてあるので、気づきますよ。
看板のそばにネオンみたいのがついているのが特徴。
独特の店構えなので、一回目につくと、どんどん見つけられるようになります。
ただ、台北駅周辺だと、あまり目立つところにはないかも。
一本脇に入った道とか、大通り沿いとかにあったりします。
googlemapで檳榔で検索すると出てきますよ。
地方都市で目につく
どちらかと言うと、地方都市の方がよく目につきましたね。
高雄とか、礁渓とか。
目立つビルとかがないからかもしれませんが。
実際、私は台湾の高雄でGET。
しかも、六合夜市という超メジャーな夜市w
こんなところで売ってるんかい!って感じですよね。
一袋6個入りで50元。日本円で230円くらい。
売り子はセクシーなお姉ちゃんではありません
某番組にて、セクシーなお姉ちゃんが売っている…
とあるようですが…
私が買ったときは普通の、ごくごく普通のおばちゃんでした。
おじちゃんが売ってる店もありました。
高雄だからですかね…?
私は一度もセクシーなビンロウ屋を見つけることはありませんでした。
高雄に行く人はセクシー目当てで行くとがっがりするかもしれません笑。
酩酊状態までの道のり。
さて、六合夜市で手に入れたビンロウ。
いそいそと持ち帰り、早速ホテルで試してることに。(悪いことしてるような…)
こんな感じで、葉っぱに包まれています。
キンマというコショウ科の葉に、石灰が敷いてある。
思い切ってガブリ。
噂通りのまずさ、そして臭み。
「…か…硬い!そんで苦い!!
しかも臭い!!!」
想像を超えた歯応えと、ビターな味わい。
さらに襲いかかる青臭み。
その辺の硬い雑草を食べているような野生みを感じます。
要するに、食べ物としていえば、相当まずいです。
そんなまずさに耐え、ガジガジと噛み続けます。
さらに、口に溜まった唾液は吐き出します。(飲むと胃を悪くするらしい)
噛んでは吐き、噛んでは吐きを繰り返し、3分くらい。
顔がカーッとなる!!キターーー!!!
その時は突然やってきます。
ヤカンが沸騰するように、顔がカーッと熱くなる!!
「き…キタ・・・!!!」
同時に『ふんわ〜』と軽い酩酊状態が到来。
きました。これでした。
これが檳榔の効果というやつです。
体験できた嬉しさと軽い酩酊状態で、先ほどの臭みも忘れてニヤついてきます。
吐き出すタイミングがわからない
ニヤニヤしながら、その後もしばらくカミカミ。
酩酊状態は終わったのか終わってないのかわからないくらい、ゆっくりフェードアウトしていきます。
しかし、アゴが疲れが頂点に達したため、吐き出しました。
柔らかいものを食べすぎた現代食の弊害なのか…
こんなにアゴ使ったのはいつぶりだろうという感覚が強く残ったビンロウ体験でした。
酩酊状態を味わうコツ
ビンロウで酩酊状態を味わうにはコツがあります。
それは、
不味さに耐え、噛み続けること!
これだけです。
実は、私の知人もビンロウを試したことがあったそうです。
しかし、酩酊状態に辿り着くことはできなかった。
その理由は『不味すぎて噛み続けることができなかった』とのこと。
なるほど納得のマズさではあります。
しかし、噛み続けると、不味さ・青臭さにも慣れてくるから不思議。
これを乗り越えた先に味わえる軽い酩酊状態。
みなさんいかがでしょうか笑?
ビンロウ(檳榔)の正直な感想
1回は試してみてもいい。
けど、『何個もやんなくてもいいかな』って感じでした。
とにかく臭いんですよね。
ぶっちゃけ歯磨きしてもスッキリと取れなかったですよ。
独特の青臭いビンロウ臭。
あと、吐き出した唾液とビンロウのエキスがまじって、赤い汁になります。
最初は茶色なんですが、時間の経過と共に赤くなってくる。
気をつけても、真っ赤な汁が飛び散るのが気になります。
道端でクチャクチャやって捨てる不届きものが多いようで…
道端に落ちている檳榔カスに気づきます。
道端へのポイ捨ては罰則があるようなので、やめましょう。
まとめ 台湾名物ビンロウ(檳榔)は臭いが確かに軽い酩酊状態は味わえる。
ともかく、臭くて硬くて苦いビンロウ。
これを乗り越えた先にある、儚い快楽。
気になって眠れないあなたは一度試してみるのもいいかもしれません。
台北で買うのが怖ければ、高雄の六合夜市なら堂々と買えますよw
ビンロウは一旦置いておいて、高雄の六合夜市は個人的にすごく楽しかったので、興味がある方はぜひ行ってみてくださいね!
ビンロウ目当てじゃなくても楽しい台湾。
あなたもぜひ一度いかがでしょうか?
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