こんにちは、シマダです!
今回のブログは2024年の台湾旅行記その⑩!

もう少しで最終章…!

『来好』と『ソラリア西鉄』で最大級に興奮状態のシマダが次に向かったのは…
夜市がひしめき合う『龍山寺』であった!
龍山寺上陸!
『龍山寺』とは、駅名でもあり、名前のとおりお寺の名前でもある。
台湾屈指のパワースポットで、おみくじも人気の観光地。
なんだけど…
今回はパワースポットには目もくれず、向かうは『夜市』!
というのも、龍山寺駅周辺は夜市がわんさかあるのである。
この目に夜市を焼き付けるべく、最初に向かったのは『華西街観光夜市』であった。

『華西街観光夜市』に感じた違和感

華西街観光夜市は、アーケードの中にあるタイプの夜市。
左右に飲食店がずらりと並んでいるが…
ところどころ、電気の付いていない暗い店がある。

今回は、お目当てのお店があったので「そのお店が営業していればいいや!」と気楽に構えていた。
とはいえ、どんよりとした空気が流れている気がする。

こういう夜市なのかな…?
ちなみに、お目当てはというと…
ビブグルマンを獲得したという『Wang’s Broth(小王煮瓜)』という食堂!!
やや不安を抱えつつ、足早に店に向かう。
真っ暗なWang’s Broth(小王煮瓜)
嫌な予感が的中してしまった。
お目当てのお店に付いたはいいが、真っ暗!!
なんだけど…

食べてる人もいる…??

わけが分からず、ぼんやり立ち尽くしていると、スタッフの女性がやってきた。

停電してるんですが…注文しますか?

えっ、停電!?
そう。
なんか暗いなーと思っていたのは、停電なのだった!
確かに、暗いだけではなく、扇風機も動いておらず、強烈に蒸し暑い…
とはいえ、ここまで来て引き返すのも嫌なので…

お願いします!

え、本当にいいの!?
ということで、若干引きぎみの店員さんをよそに、注文することを決めた。
伝票を渡されたので、さっそくメニューを選ぶ。

- 魯肉飯(小)
- 清湯瓜仔肉
魯肉飯が美味しいということなので、小を一つ。
汁物は2種類で、お肉のスープをオーダー。(魚より安かったからという理由)
真っ暗な中、お支払い。
すると、待つまでもなく、秒で着丼!!暗い中で作っている人のプロ精神よ。
暗闇で、実食!!
明るく見えるけど、ガッツリフラッシュ焚いて撮った写真がこれ。

実際は、手元も見えづらいくらい真っ暗。漆黒である。
屋外から差し込む僅かな太陽光のみを頼りに、まずは魯肉飯から実食!


濃厚っ!旨い!!
トロトロで、なんとも言えない濃厚さが特徴のお味。
八角が入ってないので、独特の匂いが苦手な人は食べやすいかもしれない。
続いてスープ。

中に『きゅうりのキューちゃん』と『肉団子』が入ってる。
しょっぱめの味付け。
このひき肉の団子、思ったより噛み応えのある肉感なのね。
もはやスープというより「おかず」って感じ。
なんなら魯肉飯より食べごたえがあった気がする。
ここは、ご飯もスープも、クセがなくて、外国人観光客にも人気があるのがわかるわ。

個人的には、八角効かせた魯肉飯のほうが好きかな…
とにかく暑い店内

自分でここにいることを選択したのだが…
想像以上に暑い。
扇風機もないなか、黙々と食べる。
ここから離れたい一心で、かき込むようにして完食。
すると、なんとういうことだろう。
食べ終わった瞬間に、電気が付いたのである!!

遅いわー泣!!!!!!
明かりの付いたWang’s Broth

食べ終わったタイミングで電気がつくという最悪なタイミング。
ガックリ来ている私とは対象的に、お店のスタッフと、そこにいたお客さんからは拍手と歓声が!!
パチパチパチ…!!
ようやく電気付いたんだもんね。
嬉しいよね。

まぁ私は帰るんだけどね…。

明るい店内をご紹介
せっかく明るくなったので、明るくなった後に撮った写真をご紹介しよう。

こちらが外観。
左が屋台になってて、私はここの奥で食べた。
人が並んでる先は、室内になってて、ここでも食べられる。

入口には、注文票があって、先にオーダーするスタイル。
中で食べる人は白い紙、黄色はテイクアウト。

こちらはお店の中。
ひろびろしている。
できればここで食べたかった…(切実)。

ちゃーんと日本語対応のメニュー表もあったんだね。
真っ暗で全く見えなかったけど…。
停電の中で魯肉飯を食べるという貴重な経験をしたシマダは、Wang’s Brothを後にしたのであった…。
華西街観光夜市の終点

さて、お店を出て、アーケード沿いに歩いていくと、どうやら夜市の終点らしい。
ここで吹き出した汗を拭う。
十分暑いんだけど、外は風があるだけ涼しいと思ってしまう…。
さて、せっかく明かりも付いたことだし、引き返して他の店も見てみます。



明るいところで食べてる…羨ましい…(まだ言ってる)
ビンロウ屋…?

台北の夜市でも檳榔(ビンロウ)屋発見!

檳榔飲料って何?
ていうか…これ、撮ったときは気づかなかったけど…
写真の左上を読んでみると…ちょっとあやしい店では…?
道路を挟んで2つのエリアに分かれる夜市

来た時の入口まで戻ってきて気がついた。
華西街観光夜市って、大通りを挟んで2つに分かれているらしい。

というのも、イラストの黄色い線のところは全部夜市。
私が見たのは、桂林路という大通りを挟んで、上半分だけ。
これから下半分を見てみよう。



おばちゃん、ネイル屋の前でご飯の仕込みしてない?



一通り美容系のお店だ!
なるほど、夜市の半分は飲食街で、半分が美容街なんだ。
面白い!
ちなみに、ネイルとか100元なので、日本円にすると500円しないくらい。
安いよね!気軽にトライできそう。
さて、華西街観光夜市の端っこまできて、アーケードを抜けると…

なんか別の夜市に出た!
夜市が交差する龍山寺
実は龍山寺、複数の夜市が交差していた。
地図で見るとこんな感じ↓

私は、気づいたら『廣州街夜市』に出ていたのだった!
廣州街夜市の通りに、今度は梧州街観光夜市に繋がる道もあって…
これは…

夜市の宝石箱や〜!!
龍山寺はかなりボリュームたっぷりに楽しめるから、夜市好きなら行ってみる価値あるよ!
ということで『華西街夜市』に続いて『廣州街夜市』を見学しよう。
ローカル色強め『廣州街夜市』

廣州街夜市の飲食店は、他よりローカル色が強い感じがしたな。
まだ明るい時間だったけど、地元の人が多く、賑わってた。
夜本番になったら、すごい賑やかになりそう!

ビンロウ屋多め

廣州街夜市にも、みんな大好き『ビンロウ屋』発見。

台北の夜市でもビンロウ買えるんだね。(私はもう買わない)
そして、どのお店にも、おばちゃん、おじちゃんしかいなかった。
セクシーなお姉ちゃんはどこのビンロウ屋にいるんだろう。
一度も出会えたことがないシマダであった…。
乾物もある

山盛りになったイカぽい乾物たち。
こっちは、もろイカ。

一隻10元とか5元って書いてあるけど…

一つ50円以下で買えるってことだよね?
え、めっちゃ安くない?
私がスルメ好きだったら即買うわ。
フルーツやドリンクもある

野菜や果物をジュースにしてくれるお店。


前に士林夜市でサトウキビのジュースを買ったら、いまいちだった記憶があって、夜市でドリンクを買うのに抵抗を感じてしまっている…。
しかし、冬瓜は気になる…。
シマダ恒例の、店の前ウロウロが始まった。
が、結局買えなかった…。
おなじみのゲームもある


こう毎回見せられると、一度やってみたくなるよね。
夜市のゲーム。
ただぁ!ひとりでやる勇気はないのであーる。

どなたか、ゲームだけ付き合ってくれませんかね?

廣州街夜市の終点にやってきた

廣州街夜市の端っこは、キッズエリア。
ゲームやおもちゃなんかがあった。
最後に残りの夜市である『梧州街観光夜市』へ行ってみることに。
黄色で統一『梧州街観光夜市』

梧州街観光夜市は、見たその瞬間に分かる。
というのも、店の看板は、ご覧の通り黄色で統一されているからなのだ。

看板の左上を見ると『梧州街夜市のロゴ』と、『店番号』が必ず入っている。

むむ?かなり安心できる夜市なのでは?
道幅も広くて、かなり見やすいのも印象に残った。
清潔感のある売り場

他の夜市と比べると、心なしか売り物に清潔感がある気がする。
看板効果かな?
それとも、新しい夜市なんだろうか。



イートインスペースが豊富

『梧州街観光夜市』は、イートインスペースを備えた屋台が多いのも特徴。

屋台ごとにちょっとしたスペースがあるだけじゃなくて、大きめのイートインもあった。
夜市で買っても、どこで食べたらいいかなぁ…という心配が少ない。
わかりやすくて、清潔感もあって、食べる場所もある。
この夜市は結構いいぞ!

そんなこんなでぶらぶらと歩いていると、夜市の終点にやってきた。

より、ガッツリ夜市見学も終えたので、西門に戻ろう。
西門では、最後の台湾の夜を愉しむと共に…
気になっていたセブンの『アレ』、ついに購入します…!!
台湾旅行記⑪に続く…
