霧雨けむる日月潭ツアー。シマダはメンバーと仲良くなれるのか?!〜2025年台湾旅行記ひとり旅⑤

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こんにちは、シマダです!

今回のブログは台湾旅行記その⑤。

前回の記事はこちら

→最初から読む人は①からどうぞ

ついにやってきた日月潭!

サオ族の集落である【伊達邵(イタサオ)】へ向かいます!

目次

伊達邵(イタサオ)からフェリーに乗車!

文武廟から車で移動すること10分ちょい。

伊達邵(イタサオ)へやってきました。

老街(屋台やお土産屋などが連なる古い町並み)の観光もできるんですが…

フェリー乗り場にもなっています。

伊達邵フェリー乗り場

今からフェリーに乗り、向かいの【水社埠頭】まで向かいます。

シマダ

日月潭で最も美しい景色が楽しめるんだとか!

フェリー乗り場でアウェー感強まる

伊達邵フェリー乗り場

いざフェリーに乗り込もうというときに、なんだか「メンズ軍団」が騒がしい。

ひとり、船酔いが心配なメンバーがいるようなのだ。

船酔いメンズはトワイライトウォリアーズの信一に似ていた。
このため、以降『信一』とする

信一

このフェリーは船酔いするかな…

おっちゃん

海と違って波がないから大丈夫だよ

おばさま

あら、じゃあスッキリする飴あげるわ!

と、こんな感じで…

ツアーメンバーの中でコミュニケーションが発生し始めた!

「ヤバい!私も何か話さなければ…」

と気持ちだけは焦るが、言葉が一つも出てこない。

薄ら笑いを浮かべてその場を凌ぎます・・・。

シマダ

・・・(ニッコリ)

おばさまも英語圏の人だったのね…

アウェー感が強まる中、フェリーに乗車します。

伊達邵のフェリー

フェリー乗車中、さらに親睦を深めるツアーメンバー

伊達邵のフェリーからの景色

伊達邵を出発して、進み出すフェリー。

この間にも、おばさまとメンズたちは親睦を深めております。

伊達邵のフェリー内の様子
こんな感じの部屋もあるよ

どうやら、信一含むメンズ軍団はアメリカから来たらしい!

盗み聞きしながらポツネンとするシマダを見かねてやってきたガイドのおっちゃん。

おっちゃん

台湾は何回来てますか?

シマダ

4回目です!

おっちゃん、気遣いが完璧であります!!

今まで台湾で行った場所、一番良かった場所の話に花が咲く!

しかも、日本語!ブロークンとか言ってごめん、おっちゃん凄いっす。

中でも衝撃的だったのが、おっちゃん一言が…

おっちゃん

中国語話せないのに、何度も旅行してすごいね!

えっ?!?!?

 

確かに…。

中国語を話そうと思ったことなんて今までなかった…。

ていうか!こんなに台湾が好きなのに、なんで話そうと思わなかったのだろう…!

この瞬間、シマダは決意した。

シマダ

中国語、勉強するぞ…!!

そんなシマダの決意をよそに、フェリーは向こう岸の【水社埠頭】に無事到着。

水社埠頭フェリー出口
信一は船酔いしなかったらしい

水社埠頭はホテル街!

決意を旨に秘めたシマダですが…

ここでもひとり記念撮影スタート。

水社埠頭で記念撮影するシマダ
パチリ

「水社埠頭」は日月潭の中でも特にキレイな景色で、有名なフォトスポットらしい。(曇っててイマイチわからず)

日月潭に泊まる場合は「水社埠頭」か「伊達邵」に泊まるのが定番。

水社埠頭」のほうが景色がキレイで金額も高め、「伊達邵」は民泊が多いんだって。

水社埠頭のホテル

ここで少し自由時間。

サクッと「水社埠頭」観光します。

水社埠頭さんぽ

水社埠頭のカフェ
カフェ

時間があったら立ち寄りたい飲食店やお土産屋さん。

水社埠頭の飲食店
めっちゃ気になる

確かに「伊達邵」とはちょっと雰囲気が違うかも。

水社埠頭のホテル、スタバ
ホテルの奥にはスタバまで

もっとじっくり見学したいなぁと思ったところでタイムアウト!

集合場所に戻ります。

濃霧発生、ツアー中止の危機!?

最初から曇っていた日月潭だけど…

ついに濃いめの霧発生。

水社埠頭フェリー乗り場にかかる霧
なんも見えねぇ!!!

そんな中、おっちゃんから連絡事項が。

おっちゃん

霧があるので、次の場所にはいけません。
伊達邵へ戻ってお昼にします。

なるほど、これは仕方がない。

水社埠頭フェリー
先が見えません

ということで、もと来た場所へ向けて走り出すフェリー。

濃い霧のため、ゆっくり走っていたフェリーですが、徐々に減速。

そして、ついに止まってしまったのです…!

シマダ

これどうなっちゃうの!?

と不安がるシマダの隣で、おっちゃんが色々と話しをしてくれました。

霧だと法律で船を動かしてはいけないこと、しばらくしたら動き出すことなど…。

おっちゃんの気遣いに感謝…!!

10分ほど止まったかな、少しづつ動き出し、ようやく元の伊達邵へ戻ってきました。

伊達邵フェリー乗り場
少し霧が晴れた

いやー霧の日ってこういうことがあるんですね…。

伊達邵のクローズしたフェリー乗り場
本日の営業終了

フェリーは私達を降ろしたあと、なんとクローズ。

おっちゃん

ラッキーだね

確かに!乗れてよかったよ。

伊達邵プチ散策

伊達邵に到着したら、20分ほどの自由時間!

正直お昼前で腹ペコですが…

見れるだけ見て回ります!!

伊達邵の景色
だいぶ晴れてきた霧に、一安心

台湾ぽい雰囲気のお店。

伊達邵の屋台
右には鳥の丸焼き
現代的なホテルもある

確かに民宿をいくつか見かけました。

伊達邵には民宿が多かった
日月潭名物エッグロール!

個人的には、水社埠頭より、伊達邵方が昔ながらの雰囲気があって好きかも。

時刻は13時前。

流石にお腹が空いてきたので、早めに集合場所に戻って、おっちゃんとおしゃべりして待ちます。

もう食べてるっ!!

他のメンバーも戻ってきたのだが…

伊達邵の町並み
左がガイドのおっちゃん

すでに屋台で買ったモノを飲み食いしてます笑!

シマダ

みんな空腹に耐えきれなかったんだね笑。

中でも目を引いたのは、おばさまが召し上がっていた「トルネードポテト」。

ここまで来てトルネードポテトかい!しかも、半分以上余ってる!!

と、ここでついに私にお声がけ!!

おばさま

食べる?

これはコミュニケーションを取る絶好のチャンスだぁ!

シマダ

イエス!
(いただきますとも!)

まだ温かいポテトをちぎって口に運ぶと…

めっちゃうまいっっ!!!!!

空腹がスパイスになったのもあったとは思うけど普通にめっちゃ美味しかった笑!

日月潭のトルネードポテト、オススメです。

おばさまのおかけで、ツアーメンバーとコミュニケーションをとることに成功したシマダ。

意気揚々と昼食会場へ向かいます。

【卲族美食鮮魚羹】でシェアランチ

おっちゃんによると、ランチはあらかじめ注文済みで、みんなでシェアして食べるスタイルとのこと。

卲族美食鮮魚羹の料理①

地元料理と思わしきものたちがどんどん運ばれてきます。

卲族美食鮮魚羹の料理②

おっちゃんはなぜか一人だけ別席に座っている様子。

シマダ

こういうときこそ、ここにいて欲しいのにぃ〜!!

そんなことを思いつつ、各々料理を取り分けて、ランチスタートです。

自己紹介タイム

卲族美食鮮魚羹の料理たち
お料理が集まってまいりました

ここで、場を取り仕切ってくれたのがおばさま!

おばさま

私、みなさんの名前聞いていなかったわね、教えてちょうだい!

始まりました、お名前紹介ターイム!

ドキドキしながら自分の番を待ちます。

おばさま

私はキャサリン(仮名)よ!

信一

アイム 信一(仮名)!

そしてついにやってきた私の番…!

シマダ

アイム ハズキ…

全員:「Oh HAZUKI!!」

こいつ、一応自己紹介くらいはできるんだ…!

という感覚がみんなの中に広がったのか、名を名乗ってからは場が和みはじめました。

卲族美食鮮魚羹の料理集合

すると、なんと船酔いの信一が衝撃の一言。

信一

ぼくは日本が好きで、今まで3回行きました!
今年また行きます!

シマダ

えっ、そうなん!?

なんと、日本大好きマンだったのだ!

信一

ワタシ アニメオタク(日本語)

シマダ

どのアニメが好き?

信一

ワンピース スキデス

ここからなんとかブロークン・イングリッシュでコミュニケーションを取っていきます!

信一率いるメンズグループの中に「中国語」と「英語」を巧みに操るメンズがいたので、話しかけてみます。

せっかくなので、トワイライトウォリアーズつながりで以降『サップイー』とします

なぜ「中国語」と「英語」を話せるのか聞いてみたところ…

サップイー

生まれ・育ちはアメリカだけど、両親は台湾の人なんだ。

とのこと。

ほほう、そういうことなのか。
やっぱり話してみないとわからないよね。

そんなこんなで、ワイワイムードで食事を終えることに成功!

おっちゃんはこれを狙って席を外したんだね、あんた、やっぱ凄いよ…。

お会計で奇跡が起こる!

実は、大皿料理以外に、自腹で選べるご飯もあった。

卲族美食鮮魚羹のルーローハン
私はルーローハンをチョイス

これらは自腹なので、最後に『ご飯の分だけ』お会計します。

すると、なんと信一が…

信一

ボクが全部払うよ!

えーーー!?!?ちょっと待って、信一、なんて男前なの!!!

サップイー

カネモチ、カネモチ!(日本語)

信一

大した額じゃないから…

一つ300〜400円くらいなので、8人分と考えると、日本円で3,000円くらい。

アメリカ人にすれば安いのかもしれないけど…

それでも!!

「ワタシが払いますよ!」なんてケチなシマダは絶対に言えない!!

信一、すごいね、本当にありがとう!!

霧のビジターセンターへ

信一の男気に見せられたシマダとツアーメンバーを乗せて、ツアーバスは「日月潭ビジターセンター」へ到着。

ところが…

日月潭ビジターセンター①
先が…
日月潭ビジターセンター②
見えない…
日月潭ビジターセンター③
なんにも見えないよぉぉ…!!

ますます霧がかってもはや何も見えない状態に!

ということで、サクッと見て終了。

日月潭最後の目的地へ向かいます。

霧でもやります!GOサイクリング!!

日月潭と言えば、サイクリング。

ツアーに組み込まれている限り、雨がふらない限り決行なんですね。

というわけで「貸自転車屋」にやってきた御一行。

日月潭のレンタサイクル屋

電動自転車や、タンデム自転車もあったけど、これらは有料。

全員ノーマル自転車をセレクトしました。

ルールは以下の通り。

  • 湖の周り以外は走らない
  • 帰りは来た道を戻る
  • 制限時間は1時間
シマダ

この霧の中、1時間はキツい…

とは思ったものの、決まっているものはしゃあない。

ということで、レッツサイクリング!

霧雨の中、チャリで全力疾走します!!

レンタルした自転車
シマダの相棒

この日の気温がやや低く、水のそばであることが相まって…

とにかくめちゃくちゃ寒い!!!

本当はゆったり湖の景色を楽しむアクティビティなんだけど…

漕ぎまくって自らが発熱するしかない!ということで、全力で走ります!!

うん、見えない。

霧というか、超濃霧。もはや霧雨レベル。

だんだんと体が湿ってきます泣。

ところどころに湖が見渡せるスポットがあるので、一応自転車を停めてパチリ。

見えないんだけど…なんかいい雰囲気!
なぜか『霧の浮舟』を思い出す
フォーエバーラブ的な橋
晴れてたらさぞかしキレイだったろうなぁ…

漕いだり撮ったりしてたら、あっという間に25分経過!

意外と時間経ってる笑!

来た道を引き返して集合場所に戻ります。

最後はココ!いざゆかん、チョコレート工場へ

本来であれば、この後はケーブルカーに乗ってフィニッシュ!だったのですが…

あいにくの霧で、ケーブルカーも運行中止。

予定変更で「チョコレート工場」へ向かうことになりました。

こういう、雨天のときの代替施設って、期待できないよね…

と思いながら車内でぼんやりしていると、おっちゃんからのアナウンスが入ります。

おっちゃん

これから行くチョコレート工場のチョコは高いので買わないでください

正直すぎて逆に楽しみになってきたわ笑!

15分ほど走ったところでチョコレート工場へ到着です。

工場、というか、城!【Cona’s Chocolate Castle】

城でした

ここに関しては事前知識ゼロ。

まさか城だとは思わなかった笑!

で、これは何?

ドーン!
カピバラとアヒル?

どうやら、カピバラ推しのようです。

と思ったら…

カピバラと触れ合えます

本物のカピバラ発見!!!

スタスタッ

この城なんなん笑!!!

アヒルもいたwww

そう、ここは本物のカピバラと触れ合えるチョコレート城なのです。

そんな私よりも遥かに大興奮していたのがメンズたち。

信一

カピバラー!カワイイ!!カワイイーーーー!!!

サップイー

カワイイ、カワイイ!

いや、むしろ君等がかわいいな。

摩訶不思議な空間で、カピバラと写真撮影。

カピバラと我々

ここまで来ると、ツアーメンバーに連帯感が生まれます!!

みんなで一緒に中へ。

作り込まれたチョコレート城

作り込まれた世界観

中は、しっかりと作り込まれた空間。

子どもは楽しめそう!

ステージにもカピバラ
お土産も買えます

おっちゃんの「チョコレートは買わないでください」という言いつけをなぞに守り、見学だけにとどめます。

みんなで上の階へGO。

工場見学もできるよ!

ここでは実際にチョコレートを作っているところが見学できます。

カピバラとチョコレートの不思議な組み合わせではありましたが…

ここにもカピ

思ったよりも面白かったかな。

そして、ここですべてのツアー行程が終了!!

ツアーメンバーを乗せ、一路、台中へ戻ります。

爆睡のち、惜別の別れ…

疲れて爆睡のメンバーを乗せ、台中へ向かうツアーバス。

帰りのルートは『高鉄台中駅』→『台鉄台中駅』→『宮原眼科』と、行きと逆ルートです。

城のそばにあった川。田舎風情

あっという間に最初の下車場所である『高鉄台中駅』に到着しました。

ここは私の下車駅ですが、どうやら降りるのは私だけみたい。

何度もバイバーイといいながら、みんなに別れを告げるシマダ。

最初はどうなることやらと思ったけれど…

結論、めちゃくちゃ楽しかった!!

おっちゃん、ツアーメンバーのみんな、本当にありがとう…!

シマダ

このツアー、参加してよかった…!

一人で周りきれない場所も回ってくれる利便性はもちろんあるけど、それ以上にツアーメンバーとの交流も楽しめるところが個人的に激アツでした!

日月潭行くなら、自信を持ってオススメしますよ!

>シマダの参加したツアーはこちら

胸いっぱいのシマダですが…

実はこの後とんでもないミスを犯してしまうのです…!!

台湾旅行記⑥へつづく…

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