こんにちは、先日シンガポールの高級ホテルに泊まって、お財布すっからかんになったシマダです。
今回は、シンガポールのMRTで、VISAタッチに関する疑問をズバッと解決します。
- 事前に準備するものってある?
- 手数料はかかるの?
- こども料金は?
- EZ Linkとどっちがいいか?
これからシンガポールに行く人は、事前にチェックしておきましょう!
MRTのVISAタッチは、何の準備もいらない
タイトルの通りで恐縮なのですが…
シンガポールのMRTでVISAタッチを利用するうえで、事前に準備することは、何一つありません。
『タッチ決済対応のVISAカード』を持っていくだけ。
それだけでMRT(地下鉄)を利用することができます。
事前登録は一切不要。
改札で、カード部分にタッチするだけでOKです。
シンガポールのMRTのVISAタッチ、思った以上に便利だった。
— シマダ:Ordinary Trip(オーディナリートリップ) (@ordinary_trip) August 3, 2024
最初手数料$0.6かぁ…と思ったけど、結論全然許せる便利さ。これはよき。 pic.twitter.com/tMlAcnRh40
チャンギ空港から乗り換えのタナメラまで行くMRTでも利用OK。
要するに、シンガポール国内のMRTでは、どの駅でもタッチ決済可能なVISAカードがあれば無問題です。
EPOSのVISAカードは、海外の交通機関で使えば保険適応に!
シンガポールのMRTで、一回でもピッと使えば、保険適応です。
他のカードにはない特徴なので、持っていない人は1枚あると安心です。
MRTの料金について
VISAカードさえあればMRTが通過できることはわかったけど…
いくら払っているか分からない…不安!
そんなあなたは、Transit Linkというサイトが便利。
- 出発の駅を選ぶ
- 到着の駅を選ぶ
- Submitを押す
こうすると、料金が出てきます。
事前に料金の目安を知っておきたい人は見ておくと安心ですよ。
MRTは、良心的な価格
シンガポールのMRTは、他の物価に比べるととっても良心的。
要するに、安い。
チャンギ空港から、グリーンラインの終点、 Tuas Link駅まで、$2.37。
端から端まで行っても、日本円で、約270円です。
1日中乗ったり降りたりしたとしても、1,000円前後で済んじゃう!
MRTを活用することが、シンガポール旅行節約のカギですね。
手数料がかかる
シンガポールMRTのVISAタッチ、先ほどの料金に加えて、実は手数料がかかります。
手数料は、1日あたり$0.6。日本円で約70円。
乗ったり降りたり、何度使っても、1日あたり約70円ぽっきり。
1日70円なら、許容範囲内かな、と思います。
こども料金について
シンガポールのMRT、7歳までの小学生以下は無料です。
駅のカウンターでChild Concession Card(チャイルド・コンセッション・カード)を発行してもらいましょう。
じゃあ、7歳以上はいくらなの?
残念ながら、7歳以上は大人料金です。
7歳以上のお子さまと行くなら、子どもにもVISAカードを持ってもらうか、EZ Linkを発行する必要があります。(EZ Linkについては後ほど解説します)
VISAカードをもたせる場合は、なくさないように、注意ですね。
ツーリストパス、EZ Link…どれが一番オトク?
シンガポールには、1日や3日の乗り放題チケットや、EZ Linkと呼ばれるチャージ式のカードがあります。
VISAタッチと比べて、安いのか?
結論どれが一番オトクなのか?
解説していきます。
乗り放題チケット『ツーリストパス』
シンガポールの乗り放題チケットは『ツーリストパス』と呼ばれています。
駅のカウンターで発行できます。
3種類ありますが、一番リーズナブルな乗り放題チケットの価格を見てみましょう。
- 1日乗り放題 $17(約1,900円)
- 2日乗り放題 $24(約2,700円)
- 3日乗り放題 $29(約3,250円)
さっきお伝えした通り、端から端まで行っても、270円。
1日乗り放題で1,900円と考えると…
うーん、あんまりお得感がないような…。
ツーリストパスは、路線バスの乗車も対象になるので、路線バスとMRTをフル活用するようなら、アリかもしれませんね。
料金や、他のツーリストパスはこちらに詳しく記載があります。路線バスも検討している人は見ておきましょう。
EZ Linkがオススメの人もいる
EZ Linkとは、日本で言う『Suica』や『ICOCA』みたいなモノで、チャージして使うプリペイドカードです。
駅のチケットオフィスやコンビニで購入可能、$10(約1,120円)で購入可能。
発行手数料$5(約560円)込の価格なので、最初に使える額は$5になります。
駅のチャージ機で金額の追加ができます…が、日本のクレカだと弾かれてしまうことも。
その場合、アプリ経由でチャージします。(後ほど解説)
旅行者には、若干めんどくさい。
- メリット:VISAタッチのように、決済手数料がかからない
- デメリット:カードの発行手数料$5かかる(返ってこない)
そのため、おすすめになるのはこんな人です。
EZ Linkがオススメな人
- 何度もシンガポールに行く予定がある人
- 滞在期間が1週間以上ある人
- こどもにクレカを持たせたくない人
シンガポールが2回目、大好きなので、今後もきっと来る!という人。
1日あたりのVISAタッチ手数料を超える期間の滞在をする人。(1週間以上が目安)
また、クレカをもたせるには危ない小学生くらいのお子さまといっしょに旅行するご家族。
こんなひとは、EZ Linkの発行がオススメです。
繰り返しますが、7歳以下は無料です。
ていうか、切符は買えないの?
色々とめんどくさいので、切符でいいです!
実は、現在シンガポールでは、紙の切符の販売が終了。
MRTやバス乗車の選択肢は、もはやVISAタッチか、EZ Linkしかないのです…。
1週間以内の旅行ならVISAタッチ
1週間以上の滞在や、小さなお子さまと一緒なら、EZ Link
という使い分けがよいと思います。
利用履歴が確認できる「Simply Go」アプリ
よく『Simply Go』というワードを目にしますが、これはアプリの名称。
simply GoアプリをMRTで使ったカードと紐づけると、利用履歴がチェックできます。
SimplyGo
Transit Link Pte Ltd無料posted withアプリーチ
VISAタッチしか使わないなら、正直、入れなくても問題はありあません。
MRTの運賃チェックもできる
最初にご紹介した、区間の料金チェックですが、実はsimply Goの中でもチェックできます。
- Travel Guideのタブをタップ
- 始点と終点をタップ
- Fares/Travel Timeをタップ
小さいので、やや押しづらいので、大きく拡大してタップしましょう。
運賃や所要時間が確認できます。
EZ Linkのチャージもできる
先ほどご紹介した、EZ Linkカードとクレジットカードを紐づけておけば、チャージもアプリからできます。
EZ Linkの人は、残高の確認などもあるので、Simply Goは必須です。
紐づけ時は、楽天カードなど、一部カードに注意!
私は楽天カードを紐づけたのですが、紐づけしたときに、何度試してもエラーになってしまいました。
夫はエポスカードでしたが、問題なし。
楽天以外にも、海外での利用のセキュリティガードが硬いカードだと、エラーになる可能性があります。
楽天カードの場合なら、下記ページのAIチャットに進み、オペレーターの方に、海外サービスに登録したい旨を伝えると、24時間限定で利用解除してもらえます。
エラーで登録できない!という人は、試してみてくださいね。
まとめ VISAタッチは事前準備も不要で超ラク!家族分のカードを忘れずに持っていこう。
シンガポールのMRTで利用できる、VISAタッチについて解説しました。
事前準備もいらないし、そもそもの運賃も安い。
1日あたりの手数料も70円と、全然許せる価格。普通の観光で、大人であれば、VISAタッチ一択ではないでしょうか。
EZ Linkは長期滞在や、小学生のお子さまと一緒の旅行の場合はオススメです。
また、海外旅行保険にまだ加入していないなら、EPOSカードはVISAタッチで適応になるので、持っていない人は検討してみるのもいいですよ。
VISAタッチやEZ Linkで、快適なシンガポール旅行を楽しんでくださいね!
シマダでした。