しょっちゅう海外旅行している人って、どんな仕事してるの?!
毎年のように海外旅行に行っている人、年に何回も海外旅行をしている人って、どんな仕事をしているのか、正直、気になりますよね。
私は毎年1回は海外旅行をする旅ブロガー。
会社員時代も年に1回は海外に行っていました。
海外旅行に行ける仕事は、いくつか条件があります。
海外旅行に行ける仕事の条件って、一体なんでしょうか?この記事では海外旅行に行ける仕事の条件を、実際の経験と調査をもとに解説していきます。
海外旅行に行きやすい業種とは?
海外旅行に行ける会社 = 休みやすい会社です。
製造業やガス・電気などのインフラ関係の仕事は休みが取りやすく、有休消化率も高いです。
(後ほどグラフで説明します)
次にどんなことが起こるか、予測がしやすい仕事(先の見通せる仕事)は休みが取りやすい傾向があります。
製造業やガス・電気などのインフラ関係の仕事をは先の見通しを立てやすい。
しかし、小売などは先の見通しが立てづらいため、休みが取り辛い傾向にあります。
海外旅行に行くには、社内環境が何より大切!
実は、休みが取りやすく、有休消化率が高いだけでは海外旅行に行きやすい仕事と断言することはできません。
結論から言うと、海外旅行に行ける仕事とは、
『気軽に』休みが取りやすい会社です。
なんだよそれー。そんなの当たり前だよ!
当たり前のこと言ってますよね、でもこれ、本当に大事です。
ぶっちゃけ、休みが多いか少ないかはあまり関係なくて…
『連続した休みが取れる』ことが重要なのです。
(もちろん、休みは多いに越したことないですよ)
海外旅行となると、連続した休みが絶対に必要。
なるべく安く旅行したいので、できれば平日多く休みたい。
平日たくさん休むって、結構勇気入りますよね?
また休んでるよこの人…
とか、思われたくないですよね。
だから、どれだけ気軽に休みが取れるかが、なにより重要なのです。
休みの少ない職種でも海外に行ける
私が以前勤めていた会社は、年間休日が法定ギリギリの105日。
でも、気軽に休みやすい環境だったので、年間休日が少なくても海外旅行はできました。
どうせIT系や外資系でしょ
実は、ITでもなく外資でもなく、残業が多いと言われる不動産業でした。
私が思うに、年間休日や有給消化率ではなく、連続した休みは環境に左右されると思うのです。
休みの多い仕事、有給の取りやすい仕事
気軽に休めることが何より重要なのは変わりないですが、休みの多い業種、有給の取りやすい業種は存在します。
厚生労働省の就労条件総合調査の概況を引用して業種別にご紹介します!
年間休日の多い仕事
まずは年間休日の多い仕事から。
順位 | 業種 | 年間休日平均 |
1位 | 情報通信業 | 118.8日 |
1位 | 学術研究、専門・技術サービス業 | 118.8日 |
3位 | 金融業、保険業 | 118.4日 |
4位 | 電気・ガス・熱供給・水道業 | 116.8日 |
5位 | 教育、学習支援業 | 112.7日 |
6位 | 製造業 | 111.4日 |
7位 | 複合サービス事業 | 110.4日 |
8位 | 不動産業、物品賃貸業 | 109.6日 |
9位 | 医療、福祉 | 109.4日 |
10位 | サービス業(他に分類されないもの) | 109.0日 |
厚生労働省の直近のデータがなく、平成30年とやや古いですが、年間休日数の多い業種は『情報通信業』『学術研究、専門・技術サービス業』が同日数で1位となりました!
『情報通信業』とはその名の通り、情報を扱う会社です。
NTTドコモやソフトバンク、というとわかりやすいでしょうか。
『学術研究、専門・技術サービス業』は、文字通りで、学術的研究、試験、開発研究などを行う事業を指します。
以前私が勤めていた不動産と教育がランクイン。
どちらも海外旅行しやすい環境でした。
有給取得率の高い仕事
続いて、有給取得率の高い業種のランキングです。
順位 | 業種 | 取得割合 |
1位 | 複合サービス事業 | 72.4% |
2位 | 電気・ガス・熱供給・水道業 | 71.4% |
3位 | 情報通信業 | 63.2% |
4位 | 製造業 | 62.6% |
5位 | サービス業(他に分類されないもの) | 61.3% |
6位 | 学術研究,専門・技術サービス業 | 60.7% |
7位 | 医療,福祉 | 60.3% |
8位 | 運輸業,郵便業 | 59.5% |
9位 | 鉱業,採石業,砂利採取業 | 58.0% |
10位 | 金融業,保険業 | 56.8% |
1位は複合サービス事業となりました。
複合サービス事業とは、簡単に言うと、郵便局、農協、協同組合などを指します。
確かに郵便局は取りやすそうなイメージ。
とはいえ、複合サービス事業は令和3年度の調査では10位以内に入っていません。
実は集計年度によって結構差があるものなのです。
変動の差はあるものの、昨年も同様に上位を占めている業種があります!それがこの3つ。
・電気・ガス・熱供給・水道業
・情報通信業
・製造業
これらの業種は、有給取得が情勢に左右されづらいと言えそうです。
さらに、先ほどご紹介した年間休日数の上位でもあります。
つまり、『電気・ガス・熱供給・水道業』『情報通信業』『製造業』で、なおかつ休みが気軽に取りやすい環境ならば、限りなく海外旅行に行きやすい仕事と言えるでしょう。
気軽に休みが取りやすい会社の条件
年間休日や有休消化率の高い業種をご紹介したところで、私の経験をご紹介します。
お恥ずかしながら、これまで9回の転職を経験してきた筆者。
さまざまな業種を経験してきましたが、休みの取りやすい会社には共通点があることに気づきました。
海外旅行に行きやすい会社 | 海外旅行に行けない会社 |
✔︎ 残業がほぼゼロ | ✖️ 残業がある |
✔︎ 自分で仕事のコントロールができる | ✖️ 自分に仕事のコントロール権限がない |
✔︎ 他の人に仕事をお願いできる | ✖️ 自分が休むと仕事がまわらない |
✔︎ 自由な社風 | ✖️ ルールが厳しい |
✔︎ 勤務日の振替ができる | ✖️ 勤務日・休みは固定 |
✔︎ お客さまと直接関わらない仕事 | ✖️ お客さまと直接関わる仕事 |
残業がほぼゼロ
私が以前勤めていた会社で、海外旅行に行けた業種は『教育』と『不動産』でした。
その二つは、残業が少ない、のレベルではなく、ほぼゼロ。
残業がほぼゼロの会社は、本当に休みやすいです!
偶然かもしれませんが、残業のない会社は、自由な社風で、仕事がフレキシブルに対応できるところが多かったです。
実は注意が必要なのは、『ノー残業デー』を設けている会社です。
一瞬クリーンなイメージのある『ノー残業デー』という言葉ですが、そもそも残業のない会社はノー残業デーを設ける必要はありません。
ノー残業デーを設けているということは「残業がありますよ」ということです。
ノー残業デーがある会社ではなく、残業のない会社で働くことが海外旅行に行くコツ!
自分で仕事のコントロールができる
『自分で仕事のコントロールができる』。これは『残業がない』ことと繋がってきます。
与えられた仕事の期日が自分である程度決められると、仕事の調整ができるので、残業することもなく、休みも取りやすくなります。
反対に、仕事は会社から割り振られて、期日も自分でコントロールできない仕事だと、休みづらいし、残業になりやすいです。
私が仕事のコントロールが難しかったのは、小売業でした…
他の人に仕事をお願いできる
チーム制で自分が休みの間に他の人に仕事をお願いできる環境は、休みやすいといえます。
自分が休んだ分、チームのメンバーが休んだ時はしっかりサポートする。この循環ができると、しめたもの。チーム全体で休みを取りやすい雰囲気が生まれます。
逆に、自分しかできない仕事だと、休むことで仕事が滞る。そのため、非常に休みづらくなる傾向があります。
とはいえ、この項目は、自分でコントロールできる仕事であれば解消はできます。締め切りをずらす、前倒すなど調整できれば、休むことは可能です。
自由な社風
残業がないことと同じくらい大切なのが、自由な社風であることです。
よく言えば自由なのですが、悪くいえば、ややいい加減な側面がある会社です。
例えば、遅刻や早退に関してとやかく言わない会社は、休みを取っても、特に何も言われません。
勤怠にあまり厳しくない会社は、長く続けているスタッフが多いのも特徴です。
逆に、社内ルールが厳しい会社は休みも取りづらいし、言い出しにくいです。いまだに有休に理由が必要な会社もありますが、謎ですね…。
勤務日の振替ができる
勤務日の振替ができると、年間休日が少なくても海外に行きやすくなります。
このパターンを設けている会社は多くないので、もし見かけたらラッキーです笑。
私は以前、不動産の会社で働いていたことがありました。不動産会社って、水曜日が休みなのはご存知でしょうか?
家や土地の相談に来るお客さんは土日がメイン。なので、水曜日を定休としているところがほとんどです。
私は営業ではなかったので土日休みでした。ただ、会社は土日営業しています。
海外旅行の安い平日に休んで、翌週の土日に出勤を振り返ることが可能でした。
こういった振替がフレキシブルにできる会社であれば、年間休日数が少なくても、うまく調整することができますよ。
なんだかんだ、海外旅行には平日休みがいいのかも。
お客さまと直接関わらない仕事
販売や、営業など、直接お客さまと関わる仕事は休みが取りづらい側面は否めません。
お客さまにものを買ってもらうことが自分のリターンに繋がる場合、休みたくても休めないジレンマが発生するからです。
その点、研究や製造など、直接の関わりではない仕事の方が、休むハードルは低くなります。
以上の条件が多い仕事ほど、休みが取りやすいです。みんな普通に休む→毎年旅行に行く、という循環ができあがってました。
平均転職回数は3回
私の転職回数は9回とお伝えしました。これは相当多い部類に入ると思います。
ただ、私自身は後悔したことは一度もありません
。どの転職も、心から「してよかった!」と思っています。
転職するたびに休みやすくなって、これまでの経験を生かして給与も上がる。
さらに海外旅行に行けるようになったらよくないですか?
ただし、それなりに自分の能力を磨く必要はあります!
Job総研による『2022年 転職の実態調査』によると、 20~50代の男女351人にアンケートをとったところ、平均転職回数は2.75回だそうです。約3回です。
平均3回は転職する時代なので、もし旅行に行けない会社で悶々としているなら、転職してしまうのもありじゃないでしょうか。
2023年はコロナも明け、求人数もかなり増えています。
もし転職を考えているなら、2023年は動き出すのにちょうどいい年かもしれません。
休みやすい仕事を選んで、気軽に海外へ行こう!
しょっちゅう海外旅行している人で普通のサラリーマンの場合『気軽に休みやすい』環境で働いている可能性が大きいです。
休みやすい仕事チェックリスト
✔︎ 残業がほぼゼロ
✔︎ 自分で仕事のコントロールができる
✔︎ 自分の仕事を他の人にお願いできる
✔︎ 自由な社風
✔︎ 勤務日の振替ができる
✔︎ お客さまと直接関わらない仕事
これらの条件を通用させるためには、ある程度自分の能力も磨く必要があります。
努力もしつつ、自由に旅行できる人生を自分で勝ち取っていきましょう!
高いと思われている海外旅行ですが、アジア旅行なら、一人5万円前後で行ける場所が結構あるんですよ。
今ヨーロッパやアメリカは相当高いので、2024年は2泊3日くらいでサクッと行けちゃうアジア旅行がおすすめです。
\ 4万円台から海外へGO! /
私は去年、台湾・韓国・タイへ行きました。
案外、普通の人も海外に行っているので、これを読んでいる方も、ぜひ気軽に海外旅行へ行ってみてくださいね!