海外旅行って、ツアーで行くのと、個人で手配するの、どっちが安いのさ?
こんにちは、ツアーも個人手配も使うシマダです。
今回は、海外旅行【ツアー VS 個人手配】を比較します。
結論から言うと、同じ条件で比較した場合は…
ツアーの方が安いです。
とはいえ、ツアーにもデメリットがあります。
今回は、ツアーや個人手配を使った実体験に基づくメリット・デメリットをまるっと比較。
その時々で自分に合った方法がきっと見つかります!
韓国で比較!【ツアーVS個人手配】
論より証拠、ということで、ツアーと個人手配の価格を比べてみましょう。
なるべく安く行くなら、ツアーはご存知『HIS』一択です。
ということで、HISと全くおなじ条件で、自分で予約した場合を比較しました。
↓ 条件はこちら
- 行き先:韓国(ソウル)
- 出発地:成田
- 人数:2名
- 航空会社:ジンエアー
- ホテル:ファイブホテルチョンノ
- 日程:10/18(金)19(土)20(日)
ツアー(HIS)の価格
10/18(金)から2泊3日の料金がこちら。
HISのツアー(航空券➕ホテル代)は…
『103,480円』となりました。(諸税込)
個人手配の価格
続いて『個人手配』の料金を出してみましょう。
『航空券』と『ホテル』を自分で調べます。
①航空券の価格
まずは航空券の値段から。
行きと帰りもHISと同じ、ジンエアーの料金です。
『90,300円』となりました。
②ホテルの価格
続いてホテルの価格です。
HISの場合、4つのホテルがあり、ギリギリまでどのホテルになるかわかりません。
ノブレス観光ホテル/ファイブホテルチョンノ/仁寺洞クラウン/ホテルアベンツリーヨイドのいずれかの滞在となります。(選択不可)
引用:HIS
ですが、一旦『ファイブホテルチョンノ』でリサーチします。(理由はのちほど)
最もやすかったのはagodaで、『15,631円』でした。(会員割引なし)
ということで『個人手配』合計額は…
90,300円(航空券)+15,631円(ホテル)
=『105,931円』となりました。
実は私、2023年の11月に、HISでソウル行ったのです。
今回の比較と全く同じ条件でした。
そのときファイブホテルチョンノだったので、今回も同じホテルで比較してみました。
ツアー VS 個人手配の金額は…?
HIS | 個人手配 |
---|---|
103,480円 | 105,931円 |
HIS『103,480円』に対して、個人手配『105,931円』。
『HISが2,451円安い』
という結果になりました。
ほとんど変わらなかった。
航空会社を変えたらどうなる?
ここでふと湧き出る疑問。
航空会社を変えたら、安くなるのでは?
ということで、韓国のLCC『イースター航空』でもう一度比較しました。
帰りの便が早い時間しかない
ご覧の通り、行きはよかったのですが…
帰りの便は朝8時しかないイースター航空。
一旦8時で算出。87,200円でした。
87,200円(航空券)+15,631円(ホテル)=102,831円
HIS | 個人手配 |
---|---|
103,480円 | 102,831円 |
HIS『103,480円』に対して、個人手配『102,831円』。
『個人手配が649円安い』
という結果になりました。
やっぱり、ほとんど変わらない。
ということで…
フライトを変えても、ツアーとの金額が劇的に縮まるわけではない。
ということがわかりました。
ホテルを変えたらどうなるか?
こうなってくると、ホテルを変えたらどうなるのかが気になってきます。
ファイブホテルチョンノ近くにある、格安のホステル(Hostel Korea Original)で比較してみます。
googleの口コミ数もそこそこありました。(3.8)
なんとびっくり、2泊3日で3,970円です。
そのかわり、お風呂は共同です。
90,300円(航空券)+3,970円(ホテル)=『94,270円』
HIS | 個人手配 |
---|---|
103,480円 | 94,270円 |
HIS『103,480円』に対し、個人手配『94,270円』。
ついに10万を下回り、『個人手配が9,210円安い』という結果になりました。
ホテルのランクをぐっと下げると、個人手配にメリットを感じる差額になりました。
次からは、実際に使ってみて思うツアーと個人手配のメリット・デメリットを見ていきましょう。
ツアーメリット
① 予定を合わせやすい
何度もツアーを使ってみて思う、ツアー最大のメリット。
それは、同行者(友達など)と予定を合わせやすいこと!!
こんな風に、カレンダーで料金が見れるので、いつがいくらか、一目瞭然。
(HISだけじゃなくて、JTBも同じようにカレンダーで料金が見れます)
仕事をしていると、誰かと休みの予定を合わせるのって、ほんとーに大変なんですよね…
このカレンダーがあれば、お互い、料金と日付を見ながら決められるので、超スムーズに進みます。(しかも安い)
いわゆる、タイパが良いのです。
お互い仕事をしていて、休みが合わせづらい人には、ツアーは向いています。
② ホテルが日本人慣れしている
ツアーに組まれているホテルは日本人の宿泊客が多いので、日本語ができるスタッフがいることが多いです。
小さなホテルでも、変換プラグがあったりと、意外と不便なく泊まれます。
③ 大手の安心感がある
個人手配だと、きちんとホテルが取れているか、フライト間違ってないか…とか不安になりますが、ツアーなら企業を通しているので、安心できます。
何かあれば日本語で質問もできますしね。
小心者の私は、安心は大きなメリットだなと感じています。
ツアーデメリット
① ホテルがイマイチ
ツアー最大のデメリットは『ホテルがイマイチ』です。
これまで、HISやJTBの『安いツアー』を使ってきましたが…
ホテルはいろいろとビミョーでした…
- 駅から遠い
- 暗い
- 壁が薄く、外の声が聞こえる
- ご飯が美味しくない
などなど…
日本のビジネスホテルの素晴らしさが身に染みる、ビミョーさ加減です。
②チェックインに時間がかかる
こちらは、ホテルではなく飛行機の話。
航空会社からチケットを買うと、アプリでチェックインできるので、サクッと手続きが終わりますが、HISなどで買った航空券だと、そうはいきません。
個人の旅券番号が発行されないため、どうしてもチェックインカウンターの列に並ぶ必要があります。
航空会社によっては、1時間近く並ぶこともザラ。
これもツアーのデメリットの一つと言えます。
③ひとり旅の場合、価格が上がる
ツアーでひとり旅の場合、ホテルの代金が上乗せになります。
カレンダーで表示されている価格より高くなることが多いので、注意が必要です。
個人手配メリット
続いては個人手配メリット編です。
①いいホテルを選べる
個人手配のメリット1つ目は、いいホテルを選べること。
いいホテルを選ぶと、観光以外にも、ホテルで過ごす時間も満喫できます。
朝食が美味しかったり、プールがあったりすると、旅の満足度がぐっと上がるんですよ!
日本だと高いホテルも、海外なら安く泊まることも実は結構あります。
例えば、マンダリンオリエンタル。
東京だと17万円〜ですが、台北(台湾)なら7万以下。
なんと半額以下!!
カップルや、記念日なら自己手配でいいホテルを選ぶのがオススメの楽しみ方です。
②安いホテルを選べる
さっきとは真逆ですが、極端に安いホテルを選べるのも、自己手配ならでは。
最初にご紹介した韓国ソウルのホステル『Hostel Korea Original』。
2泊3日で3,970円という衝撃価格。
コストを徹底的に下げたい人なら、とことん安いホテルを選んで、旅行全体の価格を下げるのもオススメ。
民泊を選んで、ローカルな暮らしを体験するのも、個人手配であれば可能です。
③移動距離が増えてもOK
移動距離の問題で個人手配を選んでいる気がする今日この頃。
ツアーって、基本は同じホテルに連泊しますよね。
そうすると、基本はそのエリアしか観光できない。
自己手配なら、その国の中を自由に移動することもできるようになります。
例えば、韓国なら
1日目はソウルに、2日めはプサンに…
というように、国内を移動することも可能。
せっかくの旅行なので、一度に色々行ってみたい!
行く先々のホテルを予約してあちこち楽しめば、より旅の満足度が上がりますよ!
個人手配デメリット
続いては、個人手配のデメリットです。
① 航空券予約がめんどくさい!
もうコレに尽きます。
なるべく安くしようと思うと、超絶めんどくさいんですよ…。
1日ずれるだけで価格は変わるし、行きがあっても帰りがなかったり、そんな中で友達と予定を合わせようとすると、もう大変。
日程が決まっているならまだしも、スケジュールに余裕があると、選択肢が増えて、いつまで経っても決められない!という事態に。
安くしたい!でもめんどくさいのはイヤ…
こういう人は、ツアーにしましょう。
自分で予約すると、沼に落ちていきます。
② ホテル選びがめんどくさい!
航空券と同じです。
都市部の場合は、ホテルが多すぎるので、何をどう選んでいいかわからない。
めんどくさいんです。
極端に安いか、高いか、だと、選びやすいんですけどね。
最近は、選択肢が少なくて、満足度も高いので、日本語が通じるホテルばかり選んでいます…。
③ ぜんぶ自己責任
何かあったら全部自分で対処が必要です。
ホテルの予約が実は取れてなかった…とか、よく聞きますが、そういったときも、自分でなんとかせねばなりません。
飛行機が飛ばなくなった時の対応も必要です。
私は幸い、まだありませんが…
ツアーなら、ある程度旅行会社に責任を持ってもらえるので、そのあたりは個人手配のデメリットですね。
タイプ別に見る、向いている予約方法
最後に、自分のタイプがどんなタイプかによって、ツアーが向いているか?個人手配が向いているか?見ていきましょう。
ツアー向き | 個人手配向き |
---|---|
会社員 | フリーランス・学生 |
友達・親子 | カップル・ひとり旅 |
ホテルは寝れればOK | ホテルステイも楽しみたい |
英語でのコミュニケーションが苦手 | 英語が話せなくてもなんとかなる! |
時間がない | リサーチの時間が取れる |
最も大きなポイントは、一番下の個人手配の時間(手間)が取れるか否か、だと思っています。
時間をかけた分、満足度の高い旅行になったり、コストを下げた旅行が実現したりします。
その分、面倒だったり、時間がかかる。
この面倒を受け入れることができるのなら、個人手配のほうが、いい旅行が楽しめます。
この記事を見て
いいホテルに泊まりたいけど、なるべくめんどくさいのは避けたい…
と考えたら『JTB』や『こころから』など、ホテルを選べるツアーを選ぶのがオススメです。
HISよりは高くなりますが、手間をかけずに、ホテルステイも楽しめます。
『JTB』は、いいホテルを選ぶプランはフルサービスの航空会社になりますが、『こころから』はフライトを抑えて、良いホテルをセレクトできます。
まとめ ツアーか個人手配かは、手間を取れるかがキモ!自分に合った旅行スタイルを選ぼう。
以上、海外旅行【ツアー VS 個人手配】をご紹介しました。
全く同じ条件で調べた場合は、ツアーのほうがやや安いという結果になりました。
ホステルや民泊なども視野に入れれば、個人手配に軍配が上がります。
とはいえ、個人手配は手間がかかるのは事実。
一緒に行く人や、自分の時間と相談して、自分に合った旅行を楽しんでくださいね!
シマダでした。